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三次元レーザースキャナー計測

 当社では、最新鋭の地上型レーザースキャナーである、RIEGL社製の『VZ400』を導入し、三次元計測に取り組んでおります。また、協力企業や大学、研究機関と連携し、レーザースキャナー利用技術の研究、向上に努めております。
 
【リーグルジャパン株式会社資料を一部引用】

三次元レーザースキャナー計測とは?

 三次元レーザースキャナー計測は、災害現場等で人の立ち入りが困難な場所や、複雑な構造物等の維持管理や改修に活用するシステムとして、近年注目されている新しい技術です。主な特徴は以下のとおりです。
  • 測量やコンサルタントなどの分野で注目されているレーザーを利用した三次元計測技術です。
  • 短時間に広い視野内の地形・建物などの詳細な三次元座標の取得が可能です。
  • 計測自体は対象物に非接触で行なうため、安全面にも優れており、作業の効率化が期待できます。
  • 搭載GPSと連動することによって、任意の場所で三次元世界測地系座標が取得できます。また、公共座標への対応も可能です。
  • 三次元対応の情報化施工や出来形管理への利活用が期待されています。

■地上型レーザースキャナー『VZ400』の特徴

当社で導入した地上型レーザースキャナー『VZ400』は、最長600mまで測定可能であり、その精度は±5mm。計測については、最速122,000点/秒で高速かつ高精度な計測が可能です。また、一定間隔(約15秒間隔~)の自動計測を連続で行なうことが可能です。
『VZ400』の主な特徴は以下の通りです。詳しくは、技術紹介パンフレット(PDF)を参照して下さい。
機械仕様 ~ 最長600m先まで計測可能 !! ~
測定距離範囲
(ρ≧90% 自然物)
長距離モード(600m) / 高速モード(350m) / 最短測定距離(1.5m)
スキャン範囲 垂直スキャン 100°(-40°~ +60°)
水平スキャン 最大360°
測定点数/秒 122,000点(高速モード) / 42,000点(長距離モード)
標準精度 5mm
レーザー安全規格 Class1 近赤外
技術紹介パンフレット(PDF:1.05MB)
 三次元レーザースキャン計測
  • 一定間隔(約15秒間隔~)の連続自動計測
  • 点群データからの各種図面作成(縦横断面図、等高線図、平面図)
  • アニメーションの作成
VZ400
機体を横にして、構造物の上面、
天井などの計測も可能です
一定間隔(約15秒~)の連続自動計測の例(堤防破堤実験の変動過程)

どんな事に利活用が可能か?

<河川・ダム:河川・河床やダム・堤防・堰堤など>

  • 詳細な現況データにより3Dモデルを作成後、等高線図、任意横断面図、土量計測の他改修計画にも利用。
  • 洪水シミュレーションの基礎データとして最も有効なデータ。
  • 自然環境保護、ビオトープへの活用も期待できる。

<防災:砂防指定地域、地滑り指定地域、急傾斜地など>

  • 危険エリアの平常時データ計測で補修計画に使用。
  • 災害発生時の計測データとの比較で地形変化や崩落土砂の解析に利用。
  • 復旧対策の検討資料として有効利用が可能。

<都市景観:都市部や歴史的街並み、公園など>

  • 都市部や歴史的街並み現況景観のデジタルアーカイブとして保存。
  • 再開発地域の現況調査と景観シミュレーション。
  • 写真やVTRでは難しい3D画像やアニメーションなどVR表現が容易である。

<文化財:歴史的建造物や史跡(遺跡)重要文化財など>

  • 貴重な文化財をデジタルアーカイブとして保存し、復元や修復時に活用が可能。
  • デジタルアーカイブとして整備することで、閲覧や複数の研究者によるデータ共有と繰り返し使用が可能。
◎土木 ◎自然
土木・建設 : 各種土木・建設現場など
大型構造物 : ダム、橋梁、トンネルなど
道路・鉄道 : 路線、周辺設備など
測量全般 : 地形・地物など
森林・河川 : 樹木、森林、里山、河川環境など
災害・防災 : 地滑り、砂防、震災、雪崩現場など
鉱山 : 岩盤、採石場、坑道など
◎文化財・景観 ◎その他(産業、施工など)
文化財 : 埋蔵文化財:城郭・石垣、寺社仏閣、歴史的建造物、景勝地など
都市景観 : シティモデリング、バーチャルシティ
一般産業 : 工場設備・機器・配管など
一般構造 : 一般住宅、記念モニュメントなど
その他、ご相談に応じます!
株式会社 SIC桑原
〒943-0873
新潟県上越市西田中62-14
TEL.025-525-9100
FAX.025-525-0840
1.測量業
2.建設コンサルタント
3.補償コンサルタント
4.二級建築士事務所
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