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中越災害「特別テーマ展」に出展しました。 (社内外活動)
2007-11-06
カテゴリ:社内外活動
平成19年10月31日~11月1日にかけて、特別テーマ展「中越災害と復興にむけての空間情報技術の利用」が開催されました。当日は日本写真測量学会会長の村井俊治東大名誉教授の開会挨拶にはじまり、県内外から大勢の関係者が訪れ、「基調講演」並びに「パネル展示会」を見学し、世界最先端の空間情報技術に、スタッフから説明をうける皆様は興味深く聞き入っておられました。
当社は、「災害弱者への緊急時支援体制は万全か?」をテーマに、自社開発システムで地元自治体導入済みの「災害時要援護者支援システム」をパネル出展いたしました。下記のその概要を記載します。
 
~思いがけない災害の時、助けが必要な人がいます~
 
災害発生時、人的被害の多くは、一人暮らしの高齢者をはじめとする、いわゆる災害弱者といわれる、災害時要援護者の方々です。
災害時の安否確認や避難誘導、さらには避難所対応等の支援を迅速かつ円滑に行うためには、災害時要援護者台帳の整備が必須です。この名簿は災害時に自力で避難出来ず、周りの人の支援を必要とする人を対象として、「手上げ方式」または「同意方式」、または両方を併用して作成します。これらの情報は、地域の自主防災組織や民生委員、児童委員、警察、消防などに提供し安否確認や避難支援に役立てます。また、支援の際は、災害発生箇所や避難区域の特定など地図は欠かせません。
上越市が本年度導入した「災害時要援護者支援システム」は、高齢者の見守りネットワーク事業と連携し、自治体の要望を可能な限り取り入れ構築したGISです。このシステムを活用し、地図上から要援護者を検索し、「安否確認リスト」や「要援護避難者リスト」を迅速に作成し、支援体制をとることが可能になります。現在、要援護登録者が1万人を超え、災害弱者の方々の不安が高まっていることを示します。この度の中越沖地震発生時には構築中であり、残念ながら活用することが出来ませんでしたが、その必要性を十分認識する結果となりました。
 
株式会社 SIC桑原
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