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3次元ひび割れ計測

 コンクリート構造物や建築物等の耐久性や耐震性は、様々な要因で年月が経つと劣化していく事が懸念されます。そのため、事前にその損傷を防ぐためにも補修の必要性を判断し、コンクリート構造物や建築物等の維持管理や長寿命化を図る方法として「ひび割れ調査」が行なわれています。
 当社では、3次元ひび割れ計測システム『KUMONOS』を導入し、3次元ひび割れ計測・調査に取り組んでおります。なお、このシステムは、NETISに登録(KK-080019-V)されています 。

KUMONOSの特徴

当社で導入した『KUMONOS』の主な特徴は以下の通りです。詳しくは、技術紹介パンフレット(PDF)を参照して下さい。
機械仕様 ~ 100m離れた場所の0.38mm幅まで計測可能 !! ~
望遠鏡
倍率:40倍、視野:1°
測角精度
5秒(5秒表示)
測距精度(ノンプリズム時)
±3 + 2ppm × D (200m以下) / ±5 + 10ppm × D (201m以上)
レーザー出力(ノンプリズム測距時)
5mm
機械からの距離(m)
1
5
10
15
20
25
30
35
最小計測幅(mm)
0.004
0.019
0.039
0.058
0.077
0.097
0.116
0.136
機械からの距離(m)
40
45
50
60
70
80
90
100
最小計測幅(mm)
0.155
0.174
0.194
0.232
0.271
0.310
0.349
0.387
※表は、壁面と器械位置が正対する位置からの計測の場合における値

技術紹介パンフレット

  • クラックスケール内蔵のノンプリズムトータルステーションを使用して「ひび割れ」の幅や形状、長さを3次元データ化する技術です。
  • 離れた場所から非接触で計測が可能で、従来の調査では必要とされていた足場や高所作業者が基本的に不要となります。
  • 従来手法で必要であったクラックスケールによるひび割れの直接確認や計測、手描きスケッチが不要となます。
  • 3次元座標データを取得することでその再現性が格段に良くなり、調査時間及びCAD図面データ作成時間の短縮が可能です。
  • ひび割れをデータ化することにより、経年変化管理が出来ます。
  • 3次元レーザースキャナーのデータと合成することにより、ひび割れをより視覚的に把握することが出来ます。
クラックスケール内蔵のレーザー測量機
従来手法で用いているクラックスケール
株式会社 SIC桑原
〒943-0873
新潟県上越市西田中62-14
TEL.025-525-9100
FAX.025-525-0840
1.測量業
2.建設コンサルタント
3.補償コンサルタント
4.二級建築士事務所
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